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滋養強壮や疲労回復には黒酢にんにくが最強だった!


黒酢にんにくはスタミナ食材として知られるにんにくを、アミノ酸豊富な健康飲料・黒酢に漬け込んだ発酵食品です。にんにく
健康や美容に有効な最強のコンビとして、世界各地に伝わる民間療法の一つですが、最近TVの情報番組などで紹介され再び注目されるようになりました。二つの健康食材がタッグを組むことで相乗効果が生まれ、さらに発酵によって滋養強壮や疲労回復効果も格段にアップしています。

黒酢にんにくは、健康づくりやアンチエイジング、美肌やダイエットのために、また健康診断の数値改善にと幅広く愛用されています。

まずは押さえたい、黒酢にんにくについての基礎知識

二つの"元気食材"でWの効果

◎最強のアミノ酸飲料――黒酢
クエン酸サイクル天然発酵と長い熟成期間をかけて造られる黒酢は、8種類の必須アミノ酸をはじめ17種類のアミノ酸、クエン酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を豊富に含んでいます。アミノ酸は身体をつくるタンパク質の原料になるほか、免疫細胞のエネルギー源となって免疫力を強化したり、血液サラサラ効果や、コラーゲンを生成して潤いとハリのある若々しい肌を保つなどの働きが。またクエン酸は摂取した栄養素を無駄なくエネルギーに換える、「クエン酸サイクル」を形成して元気な毎日をサポート。体内での糖質利用を高める働きもあり、アミノ酸の脂肪燃焼作用と併せてダイエットにも効果があります。

◎滋養強壮に働くにんにくパワー
胃の働きを元気に滋養強壮に良いとされ、古くからスタミナ食材として重用されてきたにんにくは、食用だけでなく薬用にも用いられてきた”元気野菜”の代表。独特の匂い成分アリシンが疲労回復に働くビタミンB1と結びつくと、吸収されやすいアリチアミンという物質に変化して、優れたスタミナ効果を発揮します。アリシンは殺菌作用や抗酸化作用にもすぐれ、免疫力を高めて生活習慣病を予防。また胃の働きを活発にする働きもあり、食欲がないときや消化不良時にもパワーを発揮してくれます。

にんにくの健康作用

滋養強壮・精力増強/疲労回復/ストレス解消/脳の活性化/免疫力アップ/殺菌・抗菌作用/風邪・インフルエンザ予防/ピロリ菌・O-157撃退/抗酸化作用/抗血栓作用/コレステロールを下げる/肝機能を守る/血行促進/血圧の安定/血液サラサラ作用/新陳代謝を高める/不眠症・冷え性の改善

手作りの黒酢にんにくにトライしてみよう!

黒酢にんにくは市販されていますが、家庭でも簡単に作ることができます。旬のにんにくが出回るのは6~8月。スーパーには安い中国産のものが一年中売られていますが、安全性と健康作用では、やはり生命力あふれる旬の時期に国産のものを選ぶのが一番です。体力を消耗しがちな夏に向けて、多めに漬けておけば長い期間楽しむことができます。

毎日少しずつ続けるのがポイント

毎日少しづつ取ることが大切黒酢にんにくの有効成分は、残念ながら体内で持続しません。摂りだめができないので、毎日少しずつ摂ることが大切です。漬けこんだにんにくは、常備食としてご飯のおかずにしたり、付け合せやお酒のつまみにもピッタリ。にんにくの旨みと香りが溶け込んだ黒酢は、さまざまな料理に応用できる万能調味料として大活躍してくれます。黒酢やにんにくが苦手な人にも「美味しいから続けられる!」と人気なのが黒酢にんにくの魅力。食生活に上手に取り入れて、少しずつでも毎日摂るようにしたいですね。

こんなにあった! 黒酢にんにくが持つ9つの健康パワー

1)滋養強壮

黒酢にんにくを食べるとアドレナリンが分泌される滋養強壮効果が高いと言われる香味野菜の中でも、トップランクのスタミナ増強作用を持つのがにんにくです。スタミナ切れを感じたら、黒酢にんにくを試してみてください。にんにくの主成分アリシンやスコルジニンの強壮作用に加え、黒酢とにんにく両方に含まれるアルギニン(アミノ酸の一種)が、筋肉を増強させ体力と持続力アップに役立ちます。
また黒酢にんにくを食べると、体温が上がり血液の巡りを良くするアドレナリンが分泌され”やる気スイッチ”がONの状態に。アドレナリンは若さと健康、美肌のためにも欠かせないホルモンですから、イキイキとした毎日を過ごしたい女性にも嬉しい働きをしてくれます。

2)疲労回復

黒酢にんにくには、疲労回復に効果的だと言われる代表的な成分2つが含まれています。1つ目の成分はクエン酸、2つ目の成分はアリシンです。

黒酢に含まれるクエン酸には、疲労回復効果があることが科学的に証明されています。また黒酢を継続して摂ることにより、日頃から分岐酸アミノ酸を体内にプールしておくと、身体を動かした時に糖質よりも先に消費され、この消費のプロセスでは疲労のもとになる乳酸が生成されないことも分かっています。

一方疲労回復にはビタミンB1が不可欠ですが、体内での吸収率が非常に低いという弱点があります。このビタミンB1と結びついて、吸収しやすい物質に変えるのがにんにくに含まれるアリシンです。つまり黒酢とにんにくは、疲労の原因物質を取り去り、身体の疲れや筋肉のコリをすばやく回復してくれる最強のコンビというわけです。さらに、にんにくが熟成された黒にんにくになっていると、含まれる成分がより濃縮されており、一層効果的な疲労回復パワーを発揮するのです。

ストレスや残業続きなどによる疲労感、また水泳・ジョギングなどスポーツに取り組むアスリートの肉体疲労や、産前産後・授乳中の女性の疲労にも、これらの成分が有効だと言われています。

3)脳の疲れを癒す

脳の疲れを癒す身体の疲労だけでなく、黒酢にんにくには脳の疲れを癒す働きも認められています。脳が疲労する原因の一つが、細胞が新陳代謝をするときに発生するアンモニア。本来アンモニアは肝臓で分解され尿となって排泄されるのですが、何らかの理由で排泄がうまくいかず体内に残ると、脳が疲れ集中力が落ちて、物事に立ち向かう気力も低下してしまいます。黒酢にんにくのアミノ酸には、このアンモニアの分解と排泄を促す働きがあるのです。
脳が疲れストレスを感じると、体内のビタミンCが大量に破壊されます。またカルシウムが不足するとイライラするなどと言われるように、ビタミンやネラル不足は精神のバランスをくずす原因に。黒酢にんにくには、これら不足しがちなミネラルの吸収を高め、ビタミンCが破壊されるのをガードしてくれる働きがあるわけです。

4)免疫力アップ

黒酢とにんにくは、どちらも免疫力強化に役立つ食品です。免疫力を構成しているのは、血液中にある白血球。その中の一つマクロファージは、体内に侵入してきたウイルスや細菌などを片端から飲みこんで消化することから、「大食細胞」とも呼ばれています。これらの免疫細胞の生成に欠かせないアミノ酸が、黒酢に含まれるアルギニンとグルタミンです。

マクロファージは体内に侵入してきたウイルスや細菌などを片端から飲みこんで消化することから「大食細胞」とも呼ばれています


この黒酢の働きに、にんにくの強い殺菌作用・抗ウイルス作用が加わって、体が病気になるのを予防する効果が高まっているのです。

5)ダイエット効果

ダイエットを強力にサポートダイエット効果を高めるポイントは、
①脂肪の燃焼効率を高めること ②筋肉をふやし基礎代謝を高めること、の二つ。黒酢には、この両方に効果の高いアミノ酸がたっぷり含まれています。また黒酢のクエン酸にはデトックス効果があり “燃やして出す”ダイエットを強力にサポート! さらににんにくには、脂肪の分解を促すノルアドレナリンの分泌を活発にする働きがあるため、黒酢とにんにくを同時に摂ることで基礎代謝が上がり、脂肪が燃えやすくリバウンドしにくい体質に改善してくれるわけです。

6)アンチエイジングに

糖化はタルミやクスミ、骨粗しょう症の原因にも老化を早める原因として「酸化=細胞の錆びつき」はよく知られていますが、最近になって注目を集めているのが、もう一つの老化要因「糖化=細胞の焦げつき」です。糖化とは甘いものの摂りすぎが原因で、代謝されずに残った糖質がたんぱく質と結びつき、最終糖化物質「AGEs」となって溜まってしまった状態。AGEsがコラーゲンにたまると肌の弾力が失われ、タルミやクスミの原因に。また血管にたまると動脈硬化、骨にたまると骨粗しょう症へと進行します。黒酢はこの二つの老化原因に働く、抗酸化作用と抗糖化作用を併せ持っているのです。一方にんにくも、抗酸化作用の高いポリフェノールを含み、活性酸素の活動を抑える働きがあり、黒酢との相乗効果で細胞の若さを保ってくれます。

7)不眠症・冷え性の改善

血行が良くなり血液が末端まで届けられると、身体が温まり気持がリラックスして安眠へにんにくに含まれるスコルジニンと黒酢のアルギニンには、毛細血管を広げて血行を良くする働きがあります。血行が良くなり血液が末端まで届けられると、身体が温まり気持がリラックスして安眠へと導いてくれるのです。にんにくのアリシンは、ビタミンB1と結びついてアリチアミンになると、脳や神経をリラックスさせる作用があることも明らかになっています。
冷え性は手足の末端が冷えて辛いだけでなく、お肌の不調やムクミ、タルミの原因にもなり美容の大敵です。身体を温める作用のある黒酢とにんにくのWの力で、冷え症を改善しぐっすりと眠れる幸せを手に入れてください。

8)血液サラサラ効果

黒酢の血液サラサラ効果はよく知られていますが、それはコレステロールや中性脂肪が血管に溜まるのを防ぐアミノ酸に加えて、余分な脂肪の蓄積を防ぐクエン酸の働きによるものです。黒酢にはまた酸性に傾き、ドロドロに停滞した血液をアルカリ性に変える働きもあり、サラサラ効果がさらにアップ。またニンニクには、血小板同士がくっついて血栓になるのを防ぐ働きや血管を広げる作用もあるため、血圧のコントロールにも有効です。
サラサラと流れる血液は若さと健康、そして輝く美肌の基本です。黒酢にんにくを毎日の習慣にして、血液をサラサラに保ちましょう。

9)ホルモンバランスを整える

体の不調生理不順、更年期症状、手足の冷えや取れない疲れ…。病気とまでは言えなくても、何となく感じる心身の不調にお悩みではありませんか?30~50代、まさに充実の世代とも言える年代の女性をおそう不快な症状は、ストレスや生活習慣の乱れからくる女性ホルモンの乱調が原因かも知れません。改善には免疫力を高め、ホルモンバランスを整えることが大切。
ホルモン注射など対症療法では、根本的な解決にはなりません。身体の生理システムそのものに働きかけ、衰えがちな「自然治癒力」を甦らせる、黒酢にんにくで早めのケアを心がけましょう。

黒酢にんにくの賞味期限と保存方法

黒酢にんにく(食品)の場合  *市販品・手作り品を含む

市販品の場合、賞味期限は6カ月です。直射日光や高温多湿な場所をさけ、冷暗所に保存してください。開封後は冷蔵庫に入れ、早めに食べきるようにしましょう。
家庭で手作りした場合も同様ですが、保存用の容器と毎日使うための容器は分けた方が衛生的ですね。丁寧に保存すれば腐ったりカビが生えることはありませんが、万一カビなどを見つけたら勿体ないですが廃棄しましょう。

黒酢にんにくの摂り方・飲み方・活用法

黒酢にんにく(食品)の場合のおすすめレシピ

●漬けこんだにんにくは…
スライスして鉄板で焼くとカンゲキの美味しさ! またご飯のおかずやお酒のつまみに、そのまま食べてもピクルスみたいで美味しくいただけます。
細かく刻んでバターと混ぜ、パンに塗ってトーストすれば、ヘルシーなガーリックトーストに。
すりおろしたものを焼肉のタレに混ぜるのもオススメです。

●にんにくを漬けた黒酢は…
水やお湯で割って健康ドリンクとしてお飲みください。
カレーやラーメン、パスタや焼きそばとも相性ピッタリ。またチンジャオロースやマーボドーフ、炒め物などの仕上げに使ったり、肉料理に少したらすと、ひと味違う深い味わいになります。

●オリジナルの調味料として…
ギョーザや点心の付けダレに。
黒酢+ゴマ油+しょう油を混ぜれば中華風ドレッシングに、またオリーブオイルと混ぜ、レモンのしぼり汁を加えるとイタリアン風味に変身します。
ドレッシングには、にんにくも刻んで加えるとさらに風味が増します。

黒酢にんにくの作り方レシピ

これさえあれば一年中風邪知らず!健康ドリンクとしてはもちろん、さまざまな料理にも使える常備菜・万能調味料であるにんにく酢を、「黒酢サプリガイド」管理人が手作りしてみました。黒酢にんにくのレシピをご紹介します。

【材料】
kurozuninnniku02にんにく:6~8個
黒酢:360~400ml

【作り方】
1.にんにく6~8個は、粒に分けて薄皮をむく。
2.きれいに洗った密閉容器に〈1〉を入れ、黒酢360~400mlをヒタヒタに注ぎ、直射日光の当たらない場所において常温で漬け込む。
3.完全に密閉した容器を使う場合は、発酵するまで2~3日に1回蓋を開けてガスをぬく。
4.kurozuninnniku01漬け込んでから2週間前後でにんにくが水色に変色する(水色の状態は2週間ほど続く)が、そのまま漬けておく。
5.漬け始めて1カ月くらいすると食べごろに。にんにくそのものを食べる場合は、3カ月以上漬けるとさらに美味しくなる。

材料はにんにくと黒酢のみのシンプルなレシピですが、作ってみると大きな保存瓶の準備と置き場所に困り、さらにはなんとなく漏れ出してくるにんにくの匂いが気になってしまいます。漬けて1か月ではまだあまり浸みておらず、半年経ってようやく食べごろになりました。そして、かなり癖のある味なので、毎日食卓に出すと家族も飽きてしまったとのことで、作ったもののなんとなく持て余してしまいました。

黒酢にんにくQ & A★よくある質問にお答えします

黒酢にんにくは、1日にどれくらい食べればいいの?

黒酢にんにくは薬品とは違い、漬け物と同じ発酵食品ですから、食べる量に特に制限はありません。メーカーでは1日に7~10粒を推奨しているようです。発酵によって生の刺激は抑えられているとはいえやはり食べ過ぎには注意が必要。小さなお子様や高血圧の人は半分以下に抑えておきましょう。また胃の調子が悪いとき、体調がすぐれないときは、一時食べるのをおやめください。

よく似たものに「にんにく卵黄」があるけど、どこが違うの?どちらが高い健康効果を期待できるの?

黒酢は必須アミノ酸8種を含む17種類のアミノ酸、クエン酸、ビタミン、ミネラルなどを豊富に含む健康飲料の王様。疲労回復、血圧・血糖値の降下、血液サラサラ、美肌やダイエット、骨粗しょう症予防など、身体の広範囲にわたってコンディションを整え健康づくりに働きます。

にんにくは疲労回復、新陳代謝亢進に必要なビタミンB1と、ビタミンB1の吸収を高める元気成分・アリシンが豊富。また免疫力を高めるポリフェノールや、強い殺菌力を持つ抗酸化成分などを豊富に含む滋養強壮食材の代表です。古くから知られるスタミナ増強作用に加え、さまざまな健康効果が科学的にも認められています。

卵黄にはビタミンA、B、D、Eやカルシウム、鉄分をはじめ、乳化作用のあるレシチン、コラーゲンの生成に関わり肌や髪の健康を保つビオチンなど、美容のための栄養素がギッシリ!
また良質なたんぱく質や脂質を含み、アミノ酸スコアが100という優れた栄養食材です。

「黒酢+にんにく」の組合せは、にんにくが黒酢には少ない炭水化物やビタミンB群、カリウムなどを補完。また「にんにく+卵黄」の組合せでは、アミノ酸やたんぱく質などにんにくには無い成分を卵黄が補います。にんにくのアリシンが持つ血管を広げる作用に卵黄のレシチンが持つ血液サラサラ効果が加わって、健康増進効果がさらにアップします。

どちらも栄養学的に甲乙つけがたい組合せですが、あえて違いをあげるとすれば、身体全体の体質改善を目ざすなら黒酢にんにくを、肌や髪の健康など美容に重点を置くならにんにく卵黄をというように、使い分けると良いかも知れません。

水泳後の疲労回復に黒酢にんにくがいいと聞くけれど、理由は?
水泳は全身の筋肉を大きく使う、運動強度の高いスポーツです。泳いでいる最中は水の浮力によりあまり疲労を感じずに済むのですが、全身には乳酸などの疲労物質が溜まっているので、水から出た途端に体が非常に重く、しんどい思いをするという状態の経験者が多いのではないでしょうか。

そんな水泳独特の疲労に対して、黒酢にんにくは疲労物質の乳酸や活性酸素を取り除く力が非常に高いクエン酸とアミノ酸を豊富に含んでいるだけでなく、それらの働きをさらに活性化させるアリシンが組み合わさっており、有効な疲労回復効果を発揮すると言われています。近年の研究結果では、乳酸は出れば出るだけ筋肉に適切な負荷をかけられたということなので望ましいということがわかっています。大切なのは乳酸を発生させないようにすることではなく、クエン酸サイクルによってしっかりと乳酸を体外に出し、溜めないようにすることです。

元気と活力、若々しさを手に入れる最強のコンビ!

黒酢とにんにく――絶妙な組合せで効能は倍増し、クセの強さは半減したものが黒酢にんにくと言えるかも知れません。何といっても美味しく続けられるのが最大の魅力! 働き盛りの男性にはもちろん、女性や高齢者の方にもオススメしたい元気と若さのためのベストコンビです。

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